娘は絵本が大好きです。私は日本語の絵本と英語の絵本の読み聞かせをしています。
娘と通っている児童館で絵本を読んでもらえる時間になると、娘はじっと聞いています。他のお母さんに「〜ちゃんは絵本好きですよね。しっかり聞きますよね。うちの子は絵本を読んであげても全く聞かないんです」と良く言われます。
絵本を大好きに、絵本をよく聞く子にする方法を紹介します。
絵本読み聞かせの知育効果
絵本の読み聞かせは「知育」はもちろん、あらゆる効果があります。
ある調査によると、絵本の読み聞かせなどをしてもらった子どもは、そうでない子どもに比べて言語習得や情緒の安定などの点で大きく異なっているという結果があります。
絵本は幼児期の読み聞かせを通して、想像力・語彙力・表現力・集中力・思考力・注意力・文章理解力・愛情・思いやり・好奇心などを自然に育てていくことが出来ます。
絵本好きに育てる方法
絵本って一体いつから読み聞かせを始めた方がいいのだろうと思うかもしれません。絵本の読み聞かせは、生まれてすぐから始められます。
絵本だけではなく今後本を好きになるかならないかは、赤ちゃんから小学校時代までの「経験」によるところがとても大きくなってきます。幼児期から親子で絵本を開くという「環境」が大切だと言われています。
私は娘が生まれてすぐに絵本の読み聞かせを始めました。
娘が小さい時はそれこそ朝が早かったため、起きてからずっと絵本を読んでいました。そしてそれが日課となりました。
娘が赤ちゃんの時は、それこそ読み聞かせというよりも読んでいるだけで、娘は聞き流しという感じだったと思います。絵本が楽しいと分かるずっと前です。
日課として絵本に慣れると、絵本もおもちゃと同様に楽しみの一つになります。子どもの成長とともにどんどん新しい絵本を読み聞かせることにより、子どもも絵本が大好きになります。
絵本をしっかり聞く子にする方法
「絵本好きにする方法」同様に、小さい時から絵本の読み聞かせをすることがベストです。赤ちゃんの時から読み聞かせを始めると、絵本がとても身近な存在となり聞くことが習慣となります。絵本の楽しさが分かれば、しっかり聞くようにもなります。
また、絵本は対象年齢に縛られることなく色んな絵本をたくさん読んであげることがいいと思います。
私は娘に小さい時から、実年齢よりも対象年齢が少し高い絵本を読んであげています。少しずつ長めのストーリーの絵本を読んであげることにより集中力も増します。そのため、絵本もしっかり聞くようになります。
1歳からちょっと長めの絵本の読み聞かせ
0〜3歳、2歳〜、3歳〜対象の絵本をそれぞれ紹介します。対象年齢はあるものの、1歳からでも始められる絵本です。
娘には1歳から読み聞かせをしています。
最初は長くて飽きてしまうかもしれませんが、そうしたら一回中断してまた途中からあとで読み聞かせてあげるという方法でも良いと思います。少しずつ慣らしていきちょっと長めの絵本にも挑戦してみてください。
0歳から3歳対象 「だいすき ぎゅっ ぎゅ」
0歳からとなっていますが、25ページある本なので決して赤ちゃん向けではありません。それでも可愛いイラストで「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」というフレーズが繰り返されるので、子どもを毎回ぎゅっぎゅっとしてあげれば愛情たっぷり喜んで聞いてくれるはずです。
【内容】
朝ごはんを食べるところから、遊び・お散歩・お風呂・歯磨きと続き、夜にベッドでおやすみと寝るまで、1日の流れがストーリーになっています。その合間合間でだいすきぎゅっぎゅが入ります。
【関連絵本】
だいすきぎゅっぎゅは、洋書の絵本”Time for a Hug”です。英語の読み聞かせにも良いですね。
2歳から対象 「ぞうくんのさんぽ」
28ページありますが、字数は少なめです。テンポの良いストーリーなので、子どもも飽きずに聞いてられると思います。
【内容】
ぞうくん・かばくん・わにくん・かめくんが登場する動物たちのユーモラスな散歩に行くストーリーです。ぞうくんがみんなを背中に乗せて散歩に行きますが、最後にはぞうくんが重さに耐えられなくなり、池にみんな落っこちてしまいます。
【関連絵本】
3歳から対象 「しろくまのパンツ」
ページ数は32ページですが、仕掛け絵本になっているので、若干長くても楽しく聞いてられる一冊です。
【内容】
しろくまさんがパンツを失くしたというので、ねずみさんが一緒に探してあげるというストーリーです。しろくまさんが自分のパンツを見つけるまでに、色々な動物がパンツを履いて登場します。パンツというストーリーがある程度子どもが大きくなっても楽しめるストーリーです。話の最後には「オチ」があるユーモラスたっぷりな内容です。
絵本の読み聞かせを始めよう
絵本の対象年齢はあくまでも目安です。対象年齢にとらわれずに、たくさんの種類の絵本の読み聞かせを始めてみましょう。
もしかしたら、対象年齢に満たなくても楽しめるかもしれません。
たくさんの絵本に慣れて、少しずつ長いストーリーに挑戦すれば、読書好きの子に育つかもしれません。
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