「パターンブロック」とは?
パターンブロックは、幼児教室や小学校受験などでも使用される知育玩具です。
パターンブロックは、6種類の形を組み合わせて図形をつくる知育玩具です。遊びながら、図形についての理解や数学的な思考を育てることが出来るため人気の知育玩具です。
図形といった抽象的な概念を具体的にイメージすることは難しいのですが、幼児期からパターンブロックで遊ぶことにより図形に対する感覚が磨かれます!
子どもが夢中になる東洋館出版社の「パターンブロック」について知育効果やおすすめのものなど詳しく紹介します。
パターンブロックとは?
パターンブロックは、アメリカで開発され算数数学カリキュラムに取り入れられている学習材です。
ブロックは6種類の図形からなり、「正三角形・ひし形(2種類)・等脚台形・正六角形・正方形」があります。それぞれの形の角は30度の倍数になっていて、30度・60度・90度・120度・150度といった形を組み合わせることで180度(直線)や360度(円)になることも特徴です。
また、形ごとにそれぞれ色が決まっています。色分けされていることにより、図形の名前がまだ分からない子どもにも分かりやすいようになっています。例えば、子どもと一緒に遊びながら「ここは、赤色のブロック(=等脚台形)だよ」と教えられますね。そして、色が違うことにより、あらゆる形を組み合わせて特定のもの(りんごやアメなど)をつくることも出来ます。
6種類の図形を組み合わせることにより様々な図形になることや、1つの図形でも6種類の図形を利用することで組み合わせ方の幅が広がることなど、図形感覚を養うことで数学に強くなります。
パターンブロック口コミ
パターンブロックは、1歳過ぎから遊べたり、自由な発想で遊べたり良い口コミがたくさんあります!
一歳9カ月と5歳が一緒に遊べる🙌
クリスマスプレゼントにパターンブロック買って良かった〜✨娘にも良い刺激! pic.twitter.com/08rUOVje1I— ぽぽ@小学校受験'22 (@ism35503572) January 2, 2022
息子がつくるパターンブロックが息子らしくて好き。作りながらストーリーが展開していって、ロボットに変形するところまでが常に物語の中で生きてる彼らしくてほっこり。 pic.twitter.com/71QgovqGHp
— るか (@ruka_utatane) January 5, 2022
「知育」と言う言葉を知って初めて買ってみた知育玩具、パターンブロック。定期的に出しては楽しんでる様子。ただ、ドミノとして機能している事の方が多いww ちなみに、本人のその時やりたい事をやらせてる感じで、私から「◯◯やろう」とは言わず、好きな事を好きな時にやっている…#知育ツイオフ pic.twitter.com/IZdPIHqxPS
— すずな👧🏻👦🏻🐈 (@suzuna2533) March 21, 2021
パターンブロックの知育効果とは?
パターンブロックを幼児期に使うとどのような知育効果があるのかみていきましょう。
図形センス・感覚を養い数学に強くなる
やはり、一番はこれです!遊びながら、図形の感覚を養い、算数・数学の概念やセンスを育めるところです。
パターンブロックは、目で見て捉えた図形がどのような形をしているかを認識したり、頭の中でその図形がどのように使うことができるかを考えたり、実際に組み合わせてみることが出来るようになります。
例えば、三角形や六角形でも組み合わせが色々あることが、遊びながら身につきます。
考える力やその他4つの力が身につく
思い描く図形をつくるには、6種類ある図形をどのように組み合わせるか、ブロックを回転させたりなどして当てはめて考える必要があります。遊びながら、学習で大切な「考える力」を自然に養うことが出来ます。
その他、集中力・発想力・構成力・空間認識力も身につきます。
パターンブロックは幼児教室や小学校受験対策にも大活躍
幼児教室や国立・私立小学校の受験でパターンブロックが利用されることが多くあります。パターンブロックは小学校に上がるまでの成長過程で大切な知育分野の1つということですね。小学校に上がってからも、パターンブロックを教材の1つとして使う私立小学校もあります。
小学校受験ではこのように出題されます!
パターンブロックは、小学校受験でも数多く取り上げられています。出題例は一般的な図形の合成・分割の問題ですが、このような形の問題は有名私立小学校でも過去に繰り返し出題されています。パターンブロックに親しんでいるお子さまには、すぐに答えが分かるのです。
引用:幼児教室チャイルドアイズ
台形をなるべく少ない数のパターンブロックで作った後、次に出来るだけ多くのパターンブロックで作ると何枚になるか聞いた。子どもの手持ちの数では作れないようしてある。小さい三角に置き換えれば、計算で求められると言う子がいるが、わからない子も多い。そこで式を読解して、理解を広げていった。 pic.twitter.com/rE0VSPIJii
— 前田健太@算数好きの先生 (@mathmathsan) May 19, 2021
パターンブロックはいつから?
対象年齢は3歳からとなっていますが、3歳前でも始められ、小学生になっても遊べるものです。娘は現在1歳10ヶ月ですが、自分で組み合わせて自由に遊んでいますよ。
早いうちから使い始めた方が、コスパもいいですね!
パターンブロックの年齢別遊び方
年齢ごとに遊び方もいろいろです。パターンブロックを使ってどのように知育遊びが出来るのか、年齢別ごとに紹介します。
パターンブロック【3歳未満】
図形にこだわるのではなく、自由に組み合わせてそれを想像力で補うという過程を見守りましょう。積み木として使ったり、並べてみたり、形を教えたり、色を教えたり、使い方はたくさんあります。
何か作ってあげれば喜ぶはずです。
パターンブロック【3歳から6歳】
形の成り立ちが少しずつ分かり始める頃です。
自由に自分で組み合わせて何か形をつくる他、タスクカードを使ってみることもおすすめです。タスクカードはイラストの上にブロックを置いて図形を完成させます。
たくさんの形や組み合わせの構成力が身につくようになります。タスクカードを見ながら、どうすれば同じ形を作ることが出来るか図形への理解を深めていくことが出来ます。
小学校受験を考えている場合は、タスクカードも併用した方が良いですね!
パターンブロック【小学生】
タスクカードを利用して高度な図形も形の組み合わせで作れるようになります。
パターンブロックは平面図だけではなく、積み上げて立体的なものもつくることが出来ます。遊びの幅がさらに広がります!
パターンブロックは東洋館出版社がおすすめ!
多くの幼児教室で利用されているのが、東洋館出版社の「パターンブロック」です。木製であり、小さい子どもが使いやすく楽しめることを第一に考えられています。
- 木製のウッドブロック
子どもが手にするものは、あたたかみのある手触りと質感の木製のものが一番ですよね。 - 問題集「タスクカード」でおうち知育
いざ子どもと一緒に始めようと思っても、どのようにやれば良いのか、どのように教えれば良いのか考えてしまうと思います。タスクカードがあれば、イラスト付きの紙の上にブロックを置くようになっているので、手軽に子どもと図形作りが可能です。
パターンブロックは長く使える知育玩具!
1歳10ヶ月の娘と一緒にパターンブロックを始めました。どのような感じか、実際に試した感想を紹介します。
パターンブロックでおうち知育
初めてパターンブロックをあげた時、目を輝かせていました。それもそのはず、カラフルなブロックが250ピースも入っているのです。
何も言わずに、ガサガサと箱の中から同じ色のブロックを取り出して何かを作りはじめました。
ブロックをちゃんと組み合わせて使うということが理解できていてびっくり!
しかも、何を作ったのか聞いたら「ママ、へび!」とのこと。確かに!
その他は何だか分からないままでしたが、本人の中では考えて何か作ったはずです。早速想像力・発想力が使われていますね!
この日の完成作はこのような感じです。
タスクカードも一緒に使ってさらに楽しめる
タスクカードの本は2冊あります。
パターンブロックを使って問題を解いていく、
パターンブロックタスクカード☺️
ブロックを置いて形を作っていくのですが、意外にも息子達が楽しそうにやってくれているので母は満足です😂笑
そして私はこのおもちゃのどんな点が良いのか夫に力説します😂 pic.twitter.com/fPzopMi4nb— えり🐢ママ株トレーダー (@mamakabueri) October 7, 2021
中身をみてみると、最初のページはなんとか一緒に出来そうです。
ブロックをイラストと同じように置こうと、ブロックを回転させて考えていました。
ページ数が増えるごとに難易度が上がるため、ずっと使えそうです!最後の方のページは、立体的なものをつくるようになっています。娘がこれを作れる日が来るのか、娘の成長が楽しみになります。
タスクカードは、カードを切り離して使用できるので便利です。あらゆる例が載っているので、パターンブロックの使い方が広がりそうです。
年齢が低いとやりがちなのが、箱から全てのブロックをガバッと出すこと。これをやられると結構面倒…。ブロックがなくならないように注意です!
「パターンブロック」は株式会社東洋館出版社の登録商標です。
登録第5509133号
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